2年ぶりに中間報告してみる忍耐の現在、ああベトナム株よ! part4
たまに見に来てくれる人もいるので、約2年ぶりにベトナム株の持ち株の現状の報告をしてみようと思う。日本株や米国株が色んな社会情勢の中、株のindex指数とかガンガン伸びている。わたしは、基本的に10年以上やっている日本株を大幅に減らし、ベトナム株の将来に明るい兆しを見出しシフトしたがこれが大変な事になっている。(現在、日本株・米株・中国株・ベトナム株・ロシア株[完全撤退]で戦っています。)
わたしのスタンスとしては大損しようが儲けようが、長期の忍耐チャレンジをする予定だったので、ベトナム株からはまだまだ撤退しません。今のまま続けようと思っているのだけれど、これからベトナム株を始めようとか興味があって検索している方に素人の知識、素人の目線からわかった事を書いて行こうと思う。正直ベトナム株で他のブログ等しっかり書いてくれているのを見つけたことがない。
まず、中国株とかでも言える事であるが、ベトナム株の情報がやはり絶対的に少なすぎる。ベトナム株のブログを書いている人の情報にしても、配当金がどれくらいあったやどれくらい儲けたぐらいの単純な情報しか見当たらない。アナリストの今後のベトナム株の情報にしても今後は買い時とかしょうもない事しか情報を得られない。なので、あてにならない。ベトナムの会社のIRをリアルタイムで出しているサイトはお金を払ってみるしかないけれど、わたし個人的にはお金を払ってまで得る必要もないと思っている。
なぜかと言うと、会社の業績が順調だからといって日本株や米国株のように即時に株価に影響される事が少ない。おそらく、売りたい人と買いたい人を合わせる板が薄いので株式の売買がしにくいのと、ベトナム株を売りたい人と買いたい人の数である需給が少なすぎる。悪い情報[業績不振]に対しては即座に反応(w 日本の新興市場と同じようなクソ株の動きをする。なぜか非常に気になって考えていたが、これはおそらく、ベトナム株はフロンティア市場と言われ投資としてはほぼギャンブル(リスク大)になるし、外国人に対して投資制限がされているために、外国のお金が入って来にくい。日本株のように株式投資が半分以上外国から投資されている事を考えてみると、ベトナムも閉鎖的になるのではなく、外資を呼び込む体制にならないとVN指数も伸びて行かないと思う。せっかく将来有望な銘柄があっても無駄になってしまう。
この2年あまりベトナムの持ち株の確認をしないように(見ないように)しているのですが、たまに見ると意外に含み損で大損しています(w この2年間でわかった事はどんなに業績が良くても株価は伸びないし(日本株のマザーズと同じく売り手と買い手の需給になる)、ベトナムドンの為替の変動が激しすぎて疲れますね。最後には日本円に戻さなくてはいけないのに為替差損になる可能性大。
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わたしは配当金が他の外国株に対して多いというのがベトナム株の魅力だと思っていました。ですが、ベトナム株は結構雑というか、日本みたいに必ず決算期・中間期で配当を行うというものではなく、その時の気分によって配当が行われている感覚があります。だからベトナム株を扱う証券会社なんかが、各個別銘柄で配当金ランキングとか配当に対しての情報を流してくれないのだと感じた。ベトナム株において配当金の情報は役に立たない。ただ、日本株よりは多いと思われる銘柄もあるが、外国為替というリスクも心の隅に置いて置く必要がある。
配当関係で他には、わたしはSBI証券でベトナム株をやっているわけであるが、証券会社の振込みというか手続きが遅すぎる。普通の日本の会社の配当金の振込みはおそらくすぐであると思う(しっかりしている)。ベトナム株特有の無償増資(4株に対して1株無償配布 等)とか株式配当(会社が持っている株を無償配布)がある。もちろん、普通の当期に対する現金配当(第〇次現金配当)もあります。株式配当に関しては、SBIの場合いつ権利発生日があるとかの情報の開示があるが現地で行われる日から1~2カ月後?ぐらいに売買手続きされて実際に振り込まれます。時間差があるため、すぐに株式配当を受けれる人はすぐ売って現金化する人も多いので、株価がかなり下がった状態でSBIが売買して振り込まれる事になり大損する。
ベトナム現地の証券会社等を使っていない限り損させられることが多すぎる。かといって、不安な海外の証券会社を使うのも・・・・なんて思ってしまう。
今のベトナムの株式市場のわたし的感覚で見てみると、確かに今の株価って大企業に限って言うと安く放置されている株が多い気はする(日本株であればこんな株価でとどまっていられるわけがない)。ただ、証券会社が情報開示している投資情報を見てみるとベトナムでは業績のいい大企業で、キャッシュフローが営業キャッシュフロー・投資キャッシュフローが赤字、財務キャッシュフローが黒字の会社が多い事多い事。お金をガンガン借りながら会社を成長させているんでしょうね。どうしても素人感覚として自転車操業している雰囲気を感じてしまいます。
わたしは敢えてすぐに撤退する事なんかは誰にでもできる事なので最低5年~10年ほどベトナム国の成長を見てみたいので、忍耐で放置します。個別のベトナムの会社の業績はどんどん伸びているし、いつかは戻ってくるでしょうしね。それが何時になるかは神のみぞ知るですが。ベトナム株の投資するタイミングも悪かったかもしれませんが、仮にわたしがその長期の期間ののうちに亡くなっても後悔はないです。人間失敗することも人生かと思っています。
個別銘柄で株価が半分以下になっている銘柄も多く金額等あえて詳しくは書くつもりもないですが、ふわっとした感じでわたしの現状も書いてみます。少し情報を言うと、現時点で2年かけて含み損マイナス300万ほどです。2年かけて普通配当金・株式配当でプラス74万ほどですね。あと、5年~10年かけて配当だけでペイしたい所ですが、その時まで会社が生きているか不安はあります。逆に大逆転に期待したいですがね。
わたし的にはベトナム株に投資している金額が普通の人の感覚から言って多すぎます。以前とは少し銘柄整理していますが、ほぼそのままにしています。売買手数料も高いし。これだけは言っておきます。わたし的に、ベトナム株投資はさまざまなリスクが大きすぎておすすめできません。証券会社や投資顧問等につられて始めない方がいいですよ!!(w 比較的に安心感のある米国株とか日本株がおすすめですよ!!!(w 株主優待やリートなどの配当金を楽しみに生きていく形の方が正しいかもしれません。
とりあえず、わたしの現時点での持ち株を書いておきます。これでも、ポートフォリオのバランスは考えたつもりです。
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アンファットビオプラスチクス(AAA)・アムビ バイオテック(AMV)・ドゥックロン ザライ グループ(DLG)・ペトロベトナム化学肥料(DPM)・ダットサン不動産建設(DXG)・ホアファット グループ(HPG)・パンパシフィック(PAN)・タインタインコン ビエンホア(SBT)・トゥドゥック ハウス(TDH)・ティエンレン スチール(TLH)・ベトナム電気建設(VNE)・キンバック都市開発(KBC)
今現在で唯一プラスになっている銘柄とマイナスの中でも一番損している銘柄。当時の夢と現在の現実。2年もかけてこの動きですよ!これがベトナム株ですからね。忍耐は必要かと思われる。以前仮想通貨の取引していましたがそれと同じくらい気持ち的にキツイ。タイムバンクとかソーシャルレンディングとか怪しい取引するよりはマシですが。
とりあえず、購入時と現在を記しておきます。
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最後、この後part5はわたしがその時に生きていたら(ブログを続けていたら)更新すると思いますが、ベトナム株で大損して撤退かはたまた大勝利して撤退するときに更新すると思います(w その時までは、ベトナム株ではゆっくり配当金をもらい続けておきます。(会社が生き残っていたらですが・・・ね。)
ちなみに、現在2020年1月での日経平均・NYダウ指数・VN指数の推移をお送りして終了します。しょうもない記事ですが、最後まで読んでくれる人がいたら本当にありがとうございます。
外国人たちが他の諸国の株式市場より一番儲けれる市場に資金を移していると思われる伸び。(5年間チャート)
・日経平均(日本)
・NYダウ指数(米国)
・VN指数(ベトナム)
興味があれば、過去のわたしのそのタイミングでの気持ちを書いている昔の記事もあるので見て下さい。
↓
part1
part2
part3